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音と手仕事 ときどきゲーム   

映画『ラ・ラ・ランド』が公開されたので前作ドラムが狂気だと評判な映画  映画『セッション』見たよ 

cinema&drama music

 ・・・・・記事消えちゃった。。。。泣きたい。。

 

 

   

 wikiを貼り付けようと思ったら完全にネタバレで困る

 そして見ると気分悪くなるよとか色々聞いていたのだけど結果見て良かった。

 

原題はWhiplash (2014)

作中にでてくる曲の名前なのですが、この曲確かにtempo取りにくそうだなあ・・というのがドラム門外漢の感想。

七拍子なんて何食べたら取れるようになるんだろうか。


Whiplash

 

鞭のラッシュ・・・つまりむち打ちですね。

首を激しく動かしたり、交通事故とかでなるあのむち打ち。

ドラマーで良く悩まされている人が多いようで、Xのyoshikiさんとかも良くコルセット着用のままドラムを叩いてらっしゃいました。

 メタラーにはおなじみのヘッドバンキングでも良くなるむち打ち。

主人公が受ける体罰や人格否定のようなモラルハラスメントな暴言、レッスンにおける手から吹き出る血とかのイメージだと、原題のほうが良かったと思います。

 

ジャズの指揮については良くわからないのですが、あんなふうにクラシックのように何小節目の何番って言って直ぐに音を出させるということが良くあるのだろうか?と思った。とてもクラシック的だなあと思った。ジャズに詳しい人に教えて貰いたいものである。

 

 ドラムをたたいているのはマイルズ・テラーという役者

アンドリュー・ニーマンという滅茶苦茶ドラマがうまい主人公を マイルズ・テラーという役者さんが演じているのだけれども2か月間、本人もともと10年以上のドラムのキャリアがあるにもかかわらず、一日に3~4時間ジャズドラムの練習を続けたというのが凄い。

 

鬼教師J・K・シモンズの演技のうまさ

緊張と緩和の緩急のつけ方が非常にうまい役者さんだなあと思った。

この人の演じるコメディ映画がみたいなと思わせる存在。ホラー映画ができる人は、大体コメディが滅茶苦茶うまいことが多いというのは私の偏見であり私感である。

 

自分にとってセッションとは

ジャズ的に正しいのか音楽的に正しいのかというのは正直ジャズリテラシーが非常に低いのでよくわからない。

自分がドラムに求めるものも早さじゃなくてグルーブなので正直この演奏の良さもあまりわからなかった。凄いなあとは思ったけどサントラは買わないだろう。

 

ただこの映画を見ている間の緊張感がものすごかった。先を見たくない見たくないとハラハラしていた。正直音楽映画というよりかホラー映画だなと思った。

 

監督の実体験をもとにしたというこの映画、私のトラウマを掘り起こされるような映画だった。私も以前軍隊のような演劇修行をうけていたので、閉鎖空間での絶対的指導者の理不尽さというのは非常に良くわかる。

数値化しにくい芸術といったジャンルで、超一流の芸術家が継続して後輩の指導に当たるという事はなかなか難しい。教えるより自分がやることに時間を取られるからだ。

 指導者は理想と挫折を持って後攻の指導に当たる、良い後輩ができる喜びと、それが自分を追い抜く事への二律背反の苦しみを覚えるのだろう。それは私には耐えられそうにないので、尊敬に値する。

かといってそれを生徒に歪んだ感情でぶつける指導者は尊敬に値しない。そういう指導者は滅べばいいと思っている。

 

この映画を見たとき、ああそういったトラウマを形にした映画なんだなあと感じたので本当にこの監督は今音楽が好きなのだろうか?と疑問に思った。音楽が手段に使われていたからだ、例え最後で憎くても認めざるを得ないという演奏をしたという表現があったとて、それを消化するだけのカタルシスを覚えることは私にはなかった。あの教師に認められたからといってなんだ?という思いだけが残った。

 

トラウマからの卒業手段の形

 

だがラ・ラ・ランドをまだ見ていないので何とも言えないが、監督の次作が、ミュージカル映画ということでああよかったなあと普通に思った。

 セッションを作ることで消化できたのかと、そうやって物を作ることで消化するということは強い。セッションを見ることで音楽好きは増えないかもしれない、でも同じ思いをした人間が存在するということは救いになり、その思いを評価という形に変えることができた者の存在を知ることは大きいと思う。

 

 

個人的に面白かったセッションの感想

blog.goo.ne.jp

 

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 今週のお題「卒業」